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《ネタバレ》 出尽くされた感のあるタイムスリップの話。
でも今作のポイントはそこではなく侍の話。純粋で魅力的な侍です。 風見恭一郎が飛ばされてきた30年前の日本。その頃、飲み会の席で会津出身の人に長州に思うところはないかと聞いたことがありました。「えっ!ううーん、ないかな」と思いっきり拘りがあったのを思い出しました。それだけに、もし、新左衛門が長州出身の風見恭一郎と対峙したら、現代のそれも他県人では思いも及ばない葛藤が起こると思います。さもありなんという脚本。 ただ、インディーズ映画で方言指南役がいないということもあるかと思いますが、新左衛門の「がんす」は違和感がありました。まあ、助監督の山本優子殿も本当に今作の助監督をやっていたというほど低予算でつくられているというので、細かいことには目をつぶってあげるとしましょう。 殺陣の稽古で新左衛門が師匠の関本を思わず何度も切ってしまうのには笑ってしまいました。 【ぶん☆】さん [映画館(邦画)] 8点(2024-11-23 21:52:29)★《新規》★
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