デッドマン・ダウン の かたゆき さんの口コミ・感想

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デッドマン・ダウン の かたゆき さんの口コミ・感想
作品情報
タイトル名 デッドマン・ダウン
製作国
上映時間110分
劇場公開日 2013-10-26
ジャンルアクション,サスペンス,犯罪もの
レビュー情報
《ネタバレ》 ボスの命令なら簡単に人を殺すことも厭わない凶悪なギャング組織のメンバー、ヴィクター。数ヶ月前から謎の脅迫を受けるボスの忠実なしもべとして組織の中でめきめきと頭角を表していた彼だったが、ある日致命的なミスを犯してしまう。向かいのマンションに住む女性に人を殺すところを見られてしまったのだ――。女性の名は、ベアトリス。顔の目立つところに大きな傷跡のある孤独な女性だった。「このことを警察に知られたくなかったら、あたしの顔を傷物にしたあの男も殺して!」と、飲酒運転によって彼女の顔に傷を負わせた男への復讐を強要されるヴィクター。仕方なく承諾するヴィクターだったが、彼もまた数年前に起こった悲劇的な出来事によって心に深い傷を負った復讐者だった……。都会の片隅で孤独に生きる男と女の互いの過去と未来がスリリングに交錯するクライムサスペンス。何の予備知識もなく今回鑑賞したのですが、都会の夜の空気を濃厚に漂わせる大人な雰囲気とまったく先の読めないストーリーとで、僕は最後まで面白く観ることが出来ました。うん、なかなか良かったですよ、これ。感情を必死に抑制しながら淡々と復讐をこなしてゆくコリン・ファレルがけっこう嵌まり役で相変わらずカッコ良かったし。彼が、組織の一員を演じながらビルの屋上から仲間を狙撃するシーンは、まあベタっちゃあベタですけど素直に手に汗握っちゃいましたもん。そんなヴィクターに結果的に騙されてしまうことになる親友役のドミニク・クーパーも、いかにも情熱的な若いチンピラって感じで良い味出てました。まぁあんなに綿密に考え抜いた作戦(いくらなんでも回りくど過ぎるんちゃう?って突っ込みはナシよ笑)が狂っちゃったからって最後は一人で乗り込んでいって、「オラオラオラ!!」って銃ぶっ放してぜんぶ力ずくで解決しちゃうってとこはアレでしたけど(笑)。それでも静かな怒りを胸に秘めた男の重厚な復習劇としてだけじゃなく、心に癒しきれない傷を抱えた男女の大人なラブストーリーとしてもよく出来ていたと思います。うん、7点!
かたゆきさん [DVD(字幕)] 7点(2014-06-29 19:39:16)
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投稿日付邦題コメント平均点
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