| 作品情報
レビュー情報
《ネタバレ》 地下鉄構内にあるカフェレストランでウェイトレスをしながら、裏社会では殺し屋として暗躍するセクシーダイナマイトな女性、アニー。彼女の復讐劇をスタイリッシュに描いたクライム・サスペンス。主演を務めるのは『スーサイド・スクワット』のハーレクイン役で鮮烈な印象を残してくれたマーゴット・ロビー、他にもサイモン・ペッグやマイク・マイヤーズなどけっこう有名どころが脇を務めております。なんですけど、これがまあ近年稀に見るダメ映画でありました。会話中心で進む前半が死ぬほど退屈で、無駄に時間軸をいじくってるもんだからからストーリーが分かりにくいことこの上ない。きっと監督はタランティーノを意識したんだろう(S・ペッグとM・ロビーのレストランのテーブルでの会話劇なんか、まんま『パルプ・フィクション』ですし)けど、残念ながら才能が全く追いついていません。もう最後まで眠気をこらえるのに必死でした。そして最後に明かされる真相も正直よく分かんないですし。てか、どうしてアニーは双子である必要があったの??見どころと言えば、ネオンを多用した見るからに胡散臭い世界観と、ナース服やポールダンサー、ウェイトレスやSM女王様などに扮したマーゴット・ロビー嬢の華やかなコスプレ七変化くらい。それ以外は見るも無残な結果になってしまってます。久々に、観るだけ時間の無駄と断言できる、どうしようもないクソ映画と出会ってしまいましたわ。
【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 3点(2019-05-27 22:53:36)
かたゆき さんの 最近のクチコミ・感想
|