クロノス・コントロール の かたゆき さんのクチコミ・感想

Menu
 > 作品
 > ク行
 > クロノス・コントロール
 > かたゆきさんのレビュー
クロノス・コントロール の かたゆき さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 クロノス・コントロール
製作国,スイス
上映時間92分
劇場公開日 2018-07-20
ジャンルアクション,SF
レビュー情報
《ネタバレ》 いまから100年後の未来社会、高度な人工知能「クロノス」の暴走により、人類は絶滅寸前にまで追い詰められていた。開発者であるエライアス博士は肉体を捨て、バーチャル空間で生きながらえながら、地球の敵である人類との戦いを指揮している。そんな折、森の奥深くに潜み反撃の機会をうかがっていたレジスタンスの前に一人の謎の人物が現れるのだった――。彼の名は、アンドリュー。何故か彼は今から100年前の人類大破滅以前の記憶を有していた。果たして彼は何者なのか?彼と同行することになった女兵士カリアは、更なる驚愕の事実を知ることになる…。強大なロボット軍団を率いる人工知能「クロノス」とレジスタンスとなってゲリラ戦を展開する人類との種の存亡を掛けた戦いを壮大なスケールで描いたディストピアSF。なんですけど、いやー、これがなかなかトホホな出来の典型的なB級映画でした。冒頭こそ、地球規模の大破滅を描いているのですが(そのCGがけっこうショボいのはまあ予算の関係なんで目をつぶりましょう!)、その後の97年後の未来社会の描写が明らかにどっかの森で撮影していてまったく未来感が皆無なのはさすがにあかんでしょ。この絵的にも地味な舞台に出てくる登場人物もかなり地味な男女二人で、この二人がひたすら森の中をとぼとぼ歩くだけという展開が中盤までだらだら続き、もう眠いったらありゃしない。そしてこの二人が次第に惹かれ合っていくという展開もまあベタだし、その描き方もかなり雑なんで観ていてホント腹立ってきます。肉体を捨ててサイバー空間に生きる黒幕エライアスもただひたすらこいつらを見守るだけで、とても人類を滅亡寸前にまで追い詰めたような凶悪な存在には思えません。また、この黒幕を演じているのはジョン・キューザックなのですが、これがかなりやっつけ感が半端ないです。そして最後、まさかの人類地球脱出からの全面宇宙戦争開幕直前でハイおしまい。なんすか、この適当なオチは(笑)。うーん、観るだけ時間の無駄の駄作というほかありません。
かたゆきさん [DVD(字幕)] 3点(2019-09-24 21:03:55)
かたゆき さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2025-02-07オペレーション・フォーチュン6レビュー6.11点
2025-02-05ウォンカとチョコレート工場のはじまり7レビュー7.66点
2025-02-05僕らの世界が交わるまで5レビュー5.00点
2025-01-31ロスト・フライト6レビュー5.90点
2025-01-29ドミノ(2023)6レビュー6.08点
2025-01-29ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ3レビュー4.50点
2025-01-29イノセンツ4レビュー5.16点
2025-01-24DOGMAN ドッグマン(2023)4レビュー7.40点
2025-01-22モアナと伝説の海6レビュー6.74点
2025-01-08オッペンハイマー8レビュー6.37点
クロノス・コントロールのレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS