シミュラント 反乱者たち の かたゆき さんのクチコミ・感想

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シミュラント 反乱者たち の かたゆき さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 シミュラント 反乱者たち
製作国カナダ
上映時間96分
劇場公開日 2024-01-19
ジャンルアクション,SF
レビュー情報
《ネタバレ》 科学技術が高度に発達した近未来。人類は高性能AIを搭載した人型アンドロイド「シミュラント」に頼り切った生活を送っていた。主人である人間の命令には絶対服従、一言も文句を言わず、家事や育児、その他さまざまな仕事をこなす彼らはまさに人間の叡智の結晶のような存在だった。だが最近、そんなシミュラントの中に何故か独自に行動し持ち場から逃走する事例が多発する。彼らを追い捕獲する任務を担うケスラー捜査官は、ある一人のシミュラントを追う過程の中で驚くべき事実に気づくのだった。何者かがそんなシミュラントの安全プログラムを破り、人間に反乱するよう仕向けている――。ケスラー捜査官は事件の重要な鍵となるエバンという名のシミュラントを執拗に追い始めるのだが……。と言う、これまで何度も何度も制作されてきた、よくある近未来SF作品。こーゆーのってやはり決め手となるのは、このハードSFな世界観に如何に観客を惹き込ませるかだと思うんですけど、本作はそこら辺の設定の詰めが非常に甘く、正直ちっとも面白くありませんでした。このアンドロイドたちがどのように生み出されどんな工場で大量生産されているのか、また一民間企業がその製造とメンテナンスを一手に引き受けてるらしいんですけどこの大企業がどのような存在なのか、また政府との関係は?等々、観客がもっとも知りたいそれらの情報を一切スルーしたままどんどんとお話だけが進行してゆくので観客は途中から置いてけぼりを喰らったような感じになっちゃうんですよね。また、そのストーリーの方もよくあるお話なのに、無駄に哲学的要素をぶっこんでくるものだから極端にテンポが悪く、僕はもう序盤からあくびが止まんなかったんですけど!監督は、きっと押井守の実写版みたいなことをやりたかったんでしょう。けど、基本となる世界観の創り込みが甘すぎてもはや見られたもんじゃありませんでした。正直、凡作と言わざるをえません。
かたゆきさん [DVD(字幕)] 3点(2025-04-08 10:36:24)《更新》
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