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《ネタバレ》 「ループ物にハズレなし」が持論だったが、これはハズレと言っていいですね。
「人数の町」の荒木伸二監督の新作だが、前作の方がまだ良かった。 殺人犯に何度でも死刑をと言う概念から考えたループだが、何度も殺せばそりゃ嫌になるでしょ。 本作の場合は途中から突然殺人犯と打ち解け、後半は馴れ合いのループに突入するが、唐突な展開で納得感がない。 何よりも主人公と恋人(なのか?これは)の関係がそこまで濃密でもなく、犯人に何度でも殺したいと恨みを抱くとも思えない。 犯人は単なる実行犯であり、裏の組織?が主犯だろうけど、そこに踏み込むこともない。 全体を通して納得感の得られない凡作でした。 4点でもいいけど、オリジナルの新作を作り続ける木下グループに敬意を表してとりあえず5点で。 【ぴのづか】さん [映画館(邦画)] 5点(2024-03-25 10:40:11)
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