映画 ビリギャル の 役者の魂 さんのクチコミ・感想

Menu
 > 作品
 > エ行
 > 映画 ビリギャル
 > 役者の魂さんのレビュー
映画 ビリギャル の 役者の魂 さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 映画 ビリギャル
製作国
上映時間117分
劇場公開日 2015-05-01
ジャンルドラマ,コメディ,青春もの,学園もの,実話もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 実話だそうだが人間性善説に則るような脚色を施しているので、小学校高学年から中学生くらいの女の子を客層に狙った映画だと思えた。親御さんが安心して娘に見せられる少女漫画を映画にしたような感じ。夜中まで遊び歩いて睡眠時間を削っても成績が上昇してゆく主人公も凄いが、あーちゃん呼ばわりされる母ーちゃんはそんな娘を信じ援助するだけでなく怒りもせず、贅沢な服とコスメと時間を与え続けてるし、女房を奴隷・娘たちを空氣・息子を自分が操縦するロボット扱いした挙句、居酒屋で出くわした初対面の赤の他人(塾講師)の仕事ぶりを卑下するような糞親父が、突如として娘を希望と崇めて息子に謝罪する変貌もかなりのもの。塾講師は一人で何十人もの生徒の嗜好を学習して導くくらいの受験のプロなんだから、『冷たい缶コーヒーを受験当日に飲みます!』なんて言ってる生徒に利尿作用と峻下作用があるから時間を選びなさいくらい指導しないと。思春期なのに受験共闘する異性に興味も湧かず(十代が必死に生きるドラマなら省けない要素では?)、見事に合格を手にして旅立つ当日に主人公が、変貌親父に幼女の頃の様に抱き着いて家族が繋がりましたという展開に生暖かい感情が湧……かない事もない。重ねて言うが、アクシデントが全て丸く収まりハッピーエンドに落ち着く少女漫画のような映画であり、成長期の少女に安心して食べさせられる無添加の御子様ランチのような映画。これはこれで良いと思う。旅立つキャンパスは昨今いろいろと女子生徒が酷い目に遭わされる物騒なところだが、この後に売れ筋街道を爆進する主演女優さんのプロモーションとして見ても、生暖かく優しく見ましょうと思えた映画。
役者の魂さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2022-07-16 04:51:04)
役者の魂 さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-01-25ルパン三世 カリオストロの城9レビュー8.20点
2024-01-19狂い咲きサンダーロード3レビュー6.73点
2024-01-15宇宙大怪獣ギララ7レビュー4.46点
2023-11-06ゴジラ-1.010レビュー7.49点
2023-09-29白い巨塔5レビュー6.69点
2023-06-21アラバマ物語7レビュー7.73点
2023-04-25湯を沸かすほどの熱い愛3レビュー6.27点
2023-04-24ナイト&デイ5レビュー6.34点
2023-01-17ツインズ5レビュー5.55点
2022-12-31アバター:ウェイ・オブ・ウォーター9レビュー6.90点
映画 ビリギャルのレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS