テラフォーマーズ の キネマト さんのクチコミ・感想

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テラフォーマーズ の キネマト さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 テラフォーマーズ
製作国
上映時間108分
劇場公開日 2016-04-29
ジャンルアクション,SF,モンスター映画,漫画の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 「火星モノ」はSFの中の1ジャンルとして確立されており、アメリカ映画には多くの作品があるが、日本映画での「火星モノ」は極めて稀である。
この「テラフォーマズ」は、科学考証は一切無視して、娯楽というかギャグに徹しているのだが、その潔さが気持ちいい。要するに、「バカバカしいけど楽しめる」のだ。
だから、ちょっと甘いけど8点とした。同じ、「火星モノ」ということでは、マット・デイモン主演の「オデッセイ」よりもはるかに楽しめたと言っておく。
冒頭の地球のシーンは、「ブレードランナー」で描かれた2019年のロサンゼルスの描写そのもの。降り続く雨。空飛ぶパトカー。透明のレインコート。ビルの壁面をTVモニターにした宣伝広告等である。
10数人いる「バグズ2号」の乗組員たちは、いずれも地球で厄介な問題を起こした過去を持っている。皆、「スター・ウォーズ」のストームトゥルーパーみたいな白い宇宙服を着ているので、誰が誰だかを見分けるのが結構大変である。いかにも出演者が多過ぎるのであるが、そこは三池監督らしいサービス精神というか割り切りで、乗組員達はテラフォーマとの戦いでどんどん死んで、数が減っていくので、観ている方は、だんだん楽になってくる。
「ブレードランナー」と言ったが、それ以外にも、この作品は「エイリアン」、「スターシップ・トゥルーパーズ」等の影響が見られ、SF映画ファンを喜ばせてくれる。
ストーリーは序盤から適度なテンポで進むのだが、終盤、冗長に感じる部分がある。これは、三池作品によくある傾向だから、仕方無いのかもしれないが、ここをもうちょっと上手く編集して欲しかった。映像はチープな部分もあるが、敢えてやっていると思われるフシもあるし、ギャグテイストだから、これでいいだろう。尚、アイスランドでロケをしたそうだから、日本映画としてはかなり金も掛かっているはずである。
キネマトさん [映画館(邦画)] 8点(2016-04-29 22:22:22)
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投稿日付邦題コメント平均点
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2020-08-232分の1の魔法6レビュー6.36点
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2019-10-05蜜蜂と遠雷8レビュー5.35点
2016-04-29テラフォーマーズ8レビュー4.24点
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