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《ネタバレ》 手繰ってみると根は同じ
うわあぁ…怖えぇ…。この不穏な雰囲気、不気味さ。なんなんだこれ。 最初は現代怪談っぽい話で始まるけれど、その糸を手繰れば手繰るほど出てくる出てくるヤバい話。それも気持ち良いくらいに。 そりゃ最初はワクワクしますよ。それはまるで宝探しのようですもん。 しかしその根の尋常じゃない深さからなにか行ってはいけない所まで行っているのではないかとこちらも思えてくる。 怪談作家が少年のような目で「ヤバい話」と言った所で引き返せない所まで来てしまった。まさに好奇心は猫を殺す。 そして行き着く九州の館はまさにラスボスの間。特になにか起こる訳じゃない、でも何か付いて来てもおかしくない。 絵的には文字の演出などは面白く、怪奇演出は安っぽくても視聴者にゆだねる想像力と映画全体にあるドライな雰囲気が逆に恐ろしさを醸し出します。 それに竹内結子をはじめとした主人公達の演技も面白かったです。ちなみに怖かった怪奇シーンは公衆電話からの着信。 ラストの総攻撃シーンは引っ張って来た分のお約束ですね。久しぶりに背筋が凍る映画を見ました。 【えすえふ】さん [インターネット(邦画)] 7点(2018-08-23 08:57:43)
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