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《ネタバレ》 ヘルフゴットの家族から暴露本(日本語版未訳)が出版されており、デヴィットは占星術師の妻に利用されているとのこと。
レストランの仕事は実姉の紹介であり、暴君として描かれている父親とは比較的仲が良かった等、 事実と大きく剥離していることを訴えていた。 これを知るか知らないかで映画の評価は大きく変わる。 音楽家という職業はテクニックと同等にメンタルの強さも問われ、脱落していく人は数知れず。 その中で復帰できたのは奇跡であり、映画としてはドラマチックな題材だろう。 音源はデヴィット本人のものだが、代役なしの演奏をこなしたジェフリー・ラッシュの熱演は称賛されるべきである。 この映画でラフマニノフの第3を知った人は少なくないはず。 その功績が大きいからこそ、スタッフには夫妻のみの情報に頼らず、多方面にアンテナを張っていれば、 我々のこの映画に対する受け取り方も違っていたかもしれないのに。 【Cinecdocke】さん [DVD(字幕)] 7点(2015-12-23 00:12:37)
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