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《ネタバレ》 「…トロモ」の残骸を見せるシーンで、「エイリアン」の続編としてのっけから期待度大。
アッシュと同型のアンドロイドは出てくるし、コンピュータは今時の鮮明な画面ではないカタカタ動く旧式。これがエイリアンの世界観なんだよなあとどっぷり浸かりつつの鑑賞。 いや、それにしても。 小学校4年に映画館で観た映画の続編を、五十を超えてから観ることができるなんて、なんたる至福。そして、何年経っても色あせることのないエイリアンの造形の妙。HRギーガーのデザインのなんと素晴らしいことか。そんなエイリアンをこよなく愛する自分にとっても、この映画は非常に満足度の高い作品だったと思う。 無重力で強酸性の血液で宇宙船が傷つかないようにするなんて、ありそうでなかった発想だし、最後の最後まで期待を裏切らない危機の連続。いや、面白かった。何よりレインが新たなヒロインとして輝いていて魅力的だった。 ただ。 ただ、だよ。 あの人間とエイリアンが合体した新種の醜悪さは、ちょっと許せなかった。 あんなデザイン、子どもでもできるし、何より美しさが微塵も感じられない。ギーガーに対する冒涜ではないかとさえ思ってしまった。。 そこだけはやはり気になったというか、もの申したい。 リドリーもそこは許しちゃだめだよなあ、と思いつつ2回鑑賞。 エイリアン、もう完全にサーガだね。 【roadster316】さん [映画館(字幕)] 8点(2024-09-24 14:56:18)
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