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《ネタバレ》 三部作の共通テーマ…的な部分はともかく、お話の内容そのものとしてはかなりシンプルでオーソドックスな、所謂「純愛」もの、だと言ってしまって好い作品だとも思うのです⇒更にその意味では、男女ふたりが出会って別れてまた出会うのがズバリ「橋」だってのも、また殊更にオーソドックスだって気もしますですかね。ただ、他方で作品の空気感について述べるなら、三部作の中でも+パリの市街を舞台にした現代劇(の純愛もの)としても、だいぶ風変わりでやや異質…な様にも思えたのですよね。その状況に陥る経緯そのものについてはまた普通…(だからそこからの純愛…とゆーの自体もまた月並…)だとは思えども、端的になんかちょっと文明世界に見えないって位に荒廃してるとゆーか、もはや妙に「終末世界」感みたいなモノまでが感じ取れるって有様で、私にはそもそも、それ自体も「橋」と言うよりはもはや「城」⇒欄干が城壁で河が堀で…みたいに+んでその城にふたりが「立て籠もってる」て話みたいにも思えて居たのですよね。先に、やや議論を醸したというグッドな方の終い方についても、私もココには(ほんの少しダケ)しっくり来ないモノを覚えてしまったってコトも含めて(⇒やっぱバッド・エンドの方が合うよな~と)何を語るかよりは「どう語るか」=映画的な表現技法の方に観るべきモノがある、という作品には見えています。その面の素晴らしさ・ユニークさについては、私が今更加えて語る様なトコロは無く、なので全体の評価としてもこの位の点数とさせて頂ければと。三部作なので、なるべくなら前後関係を(高度に私の個人的な好みに由来するモノだとしても)付けておく方が好いかな~と思ったってコトだとご理解下さい。以上。
【Yuki2Invy】さん [DVD(字幕)] 7点(2025-01-21 17:27:39)《更新》
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