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アミダラがとにかく無茶苦茶である。「私たちが恋に落ちると破滅的な運命なる」とか理性的な台詞を吐いたかと思えば、翌日にシミ スカイウォーカーを助けに行くというストーリーの展開を無視した変な行動を取っているためストーリーに落ち着きがなくなってしまっている。アナキンもタスケンレイダーを惨殺するシーンは無言でやるより(暗殺者じゃないんだから(^_^;;)もっと感情を露にした方がよりダークサイドに惹かれていくとこが分かし、「オビワンは僕の才能を妬んでいる」と言う台詞より「母を助け出せなかったのはオビワンのせいだ」と言ったほうがオビワンとアナキン対立の図式がはっきりしたはず。台詞の使いまわしが全然駄目。あと、バトルアリーナでお互い好きだと確認しあったのに、アミダラがクローン船から落下したのを救出に行かずオビワンに「デュークを倒す方が大事だ」とあっさり説得されてしまうアナキンってかなり、、、あほ?と、いうかオビワンに背いてまでアミダラを救出に行ったほうがラヴ ストーリーとして成り立つのでは?「今作はラヴ ストーリーの描写が重要。旧3部作にもハンとレイヤのラヴ ストーリーがあったが、あまり重要視して描かなかった」とのルーカスのコメントですが、「帝国の逆襲」のハンがカーボンフリーズで氷付けにされる前のレイアとのやり取りの方がよっぽどまともに描けているし、悲壮感もある。それに比べての今回のラヴシーンはなに?運命とか立場とかばっか強調されて、ラヴシーンじゃないじゃん。「ちょっとしたストーリ展開の荒さを消せばいい映画になったのに」といったとこが感想。「ジャンゴがどういう考えでクローンを提供したのか」とか「デュークはなぜダークサイド住人になったのか」等説明不足の嵐。キャラの感情表現の下手さ、突飛なストーリー展開が目に付いた。デュークとの対決シーン、ジャンゴとオビワンの対決シーンも良かっただけに残念だ。とはいえ、観終わってからも2、3回は飽きなく観れそうなのでSW1とは格段の出来になってはいるのだが。。。要は「ジャージャーやイーウォク等のお子様向けの変キャラが登場しなければSWはある程度面白い」って、ことを証明した作品じゃないでしょうか?そこそこ面白かったとはいえ、EP4、EP5には全然及ばない。アクション映画としては良作、ストーリーは最悪。と、いったところでしょうか。無意味にCG多用しているのもストーリー性が希薄になっている一因ではないでしょうか。あと、気になったのはX-WINGやAT-AT、ミレニアムファルコンの様な魅力的な乗り物が一個もない。R2が空を飛ぶのも興ざめ。メカ担当者はクビすべし。
【おさる】さん 3点(2002-12-09 13:48:16)(良:1票)
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