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前作(オリジナル)から四半世紀近くたってようやく時代がこの映画の描いた戦争の絶望的な狂気と寸分変わらない様相を呈して来たと言うことでしょうか。コッポラが描きたかった戦場の無情さは特に前半によく出ているというのは周知の事実。でも、やっぱりバランスが悪いよ。だって最後のクライマックスがないんだもの!!あたしは眠くなったよ(笑)。ことごとく残念。原因は絶対怠慢にぶくぶく肥太って、ろくに脚本も読んでこなかったマーロンブランドオにあると思う。ブランドがちゃんと軍服で武装して、造反した原住民に対してウイラードと供に燃え盛る神殿を舞台に、アメリカ軍の空曝の炎降り掛かる中ドアーズの“ハートに火をつけて”がラジオでがんがん鳴り響く中、カーツ大佐か原住民の可愛い子供達を守ろうと、敵(そう、皮肉にも彼にとっての)と朝まで戦い抜いて、ウイラードの見守る前で死んでしまうと言う、当初のジョンミリアスの脚本どうりに撮れてさえいれば!(キネ旬の情報より)きっとコッポラはそうしたかったでしょうね。あと諜報部出の凄腕の暗殺者(非合法仕事人)にしてはマーティンシーンは軍服が似合ってなかったような。線が細すぎ。
【ひでこ】さん 5点(2002-02-11 02:39:55)
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