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見終わった後、はがゆい思いと暗い気持ちで、重苦しく、つらく、胸が痛くなった。でも、実際にこれとまったく同じような人生を生きた人はけっこういると思う。本筋の悲劇がミュージカル部分の喜劇的スパイスで味付けされ、許されないほどの重苦しさになるのをなんとかしのいでいるところがいい。セルマの矛盾だらけの心、弱い心の警官...冤罪ではないが限りなく冤罪に近いセルマを結局誰も助けることができない...まるで映画でしかありえないような設定...そう思う。でも、ひょっとしたら現実はこの映画のほうにあるのではないかと、ふと思った。
【映画は現実】さん 8点(2002-07-28 02:44:16)
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