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これは批判が難しい映画だ。ヒトラーの存命中、あそこまで彼を茶化したコメディアンはチャップリン唯一人のみだったそうだ。そんな彼も戦後は赤狩りの憂き目に遭いアメリカを去ることになる。やはり最後の演説に賞賛は集まっているが、ではあの場面のまでのドタバタ劇は何だったのかと疑問に思う。コメディなら徹頭徹尾、最後までとことん皮肉で茶化して欲しかった。点数には迷ったが、やはり低い点を付けるのには畏れ多いのでこの点を。
【カテキン・スカイウォーカー】さん 8点(2003-04-04 23:53:57)
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