| 作品情報
レビュー情報
「千と千尋の神隠し」は、これまでの「素晴らしいアニメ」という線上の作品では無い。見えないものを観て、感じる事が要求される映画である。引越しの車の中、ふと目に入った像からの千尋の妄想。その不条理な世界の条理。カオナシから、銭婆の家へ向かう途中のホームに立つ女の子にいたるまで、表現の意図を感じ、考えさせられる要素は多い。アカデミー賞という下らない賞は必要の無い、「素晴らしい映画」である。
【ヒサ】さん 9点(2003-04-15 18:36:07)
ヒサ さんの 最近のクチコミ・感想
|