吾輩は猫である(1975) の きんのすけ さんのクチコミ・感想

Menu
 > 作品
 > ワ行
 > 吾輩は猫である(1975)
 > きんのすけさんのレビュー
吾輩は猫である(1975) の きんのすけ さんのクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 吾輩は猫である(1975)
製作国
上映時間116分
ジャンルドラマ,コメディ,動物もの,小説の映画化
レビュー情報
もう一度観たいんだけど、ビデオが絶版なのか、なかなか見つかりません。漱石さんの映画化はそう観てはいないけど、これは逸品ではないかと思います。仲代達也は苦沙弥先生にぴったり。伊丹十三の迷亭も巧く、この人はやっぱり役者やってた方がよかったんじゃないかなと思われる。随所に見られる(市川)コンタッチが醸し出す絶妙のユーモア。(故荻昌弘氏もTV解説で言っていたが)やれ現世的だ、目前のことしか見えない女という生物の典型だ、とクサされていた奥さんが、一匹の猫の死に涙を流してやれる人間だったのだと苦沙弥が感服するラストシーンには、僕も感服した。バッハをシンセサイズした音楽も意表をついていて良かった。
きんのすけさん 9点(2003-04-15 22:52:18)
きんのすけ さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2003-04-15吾輩は猫である(1975)9レビュー6.33点
吾輩は猫である(1975)のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS