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ゲイやレズビアンなどマイノリティにまつわる映画は、重く悲劇的な色合いになりやすいように感じる。それは、本人の中にいかに自己矛盾を抱えていようとも「平凡、普通たれ」というメディアや常識からの押し付けが感じられ、非常に胸クソ悪くなる。この作品の監督が、見る者にこれほどの衝撃と不快感を与えてまで言わんとしている事の真意が、最初は見えてこなかった。しかし、たとえどんなに悲惨で消沈させられる内容であっても、事実をありのままに映し、皆に伝えることは、とても大切なことなのだと感じさせる1作だった。
【femhero】さん 8点(2003-05-09 22:50:50)
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