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とても感動しました。監督の実体験に基づく迫力ある映像に驚きました。惨劇の連続で重い気分になったことは事実ですが、絶望的な境遇にもめげず生き延びようとするシュピルマンの強靭な生命力は、ラストシーンで見せる彼の圧倒的な演奏の素晴らしさと完全につながりました。「生きたい、死にたくない」 強烈な本能は、あらゆる障害を跳ね除けて彼を生かしました。彼の利己的に見える生き様は純粋であり、その後彼は真のプロフェッショナルとなり得るのです。この映画の素晴らしさは「生命の輝き」であり、彼の行動の善悪を描いているものではないと思います。ストーリーは多くを語りませんが、冷静さの中に家族への思いを生涯絶えず演奏を続けられたのではないでしょうか。家族と過ごす多くのシーンがそのことを物語っているようにも思えます。
【シュピルマンの手記本読んでみたい】さん 10点(2003-05-15 18:40:37)
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