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殺しをする柄じゃないソニー、小心者でどこか危なっかしいサル、どう見ても銀行強盗をする器ではない。そこらへんの脆さを巧みに生かし、コミカルに風刺を利かせて描かれているから面白い。とくにサルが逃亡先にアメリカ国内を挙げるシーンはおおいに笑える。ほとばしる汗、刻々と変化する人間模様、12人の怒れる男に通じるシドニー・ルメット流密室劇の秀作だ。
【旅立ちの日】さん 8点(2003-05-26 21:38:13)
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