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お母さんと、6歳ぐらいの耳が不自由な息子の話。難聴の家族がいる人は、見たらきっと泣くよ、私みたいに。弟が小さかったころを思い出した。主人公の男の子が「花」(中国語でホア)という言葉をやっと発音できるようになったとき、お母さんの心にも、きっときれいな花が咲いたと思う。障害を持ったままの息子を受け入れるのに時間がかかり過ぎてるようだけれど、そのことで、このお母さんを非難できない。社会の偏見・無関心が強いことの裏返しだからだ。日本でもまだまだそうだが「みんなちがって、みんないい」という訳にはなかなか行かない。同じようでなければ同じように扱ってくれないのだ。
【交野の少将】さん 10点(2003-06-15 06:18:37)(良:1票)
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