トッド・ブラウニング 関係作品一覧>(詳細)

怪奇映画の巨匠。ケンタッキー州出身。サーカス芸人から映画界に身を投じ、グリフィスの『イントレランス』で助監督を務める。俳優ロン・チェイニーとの出会いで怪奇色を強めていったが、彼が夭逝したため、３１年『魔人ドラキュラ』はベラ・ルゴシ主演で撮った。今日まで続くドラキュラのイメージは、この作品が原型である。本物のフリークスを使った『怪物團』など、常にホラーの中心にいたブラウニングは、３９年に引退宣言。以後映画を撮ることなく、６２年に永眠した。享年８２歳。