あらすじ
モロッコのアメリカ領事館が襲撃され,領事夫人と2人の子どもが誘拐される。命令を下したのはリフ族の族長ライズリだが,予想に反し,ライズリは人質3名を高遇。領事夫人とライズリには奇妙な信頼関係が生まれ,子どもたちはライズリに父性を感じ惹かれていく。セオドア・ルーズベルト大統領の命により,モロッコへ多国籍軍が派遣され,虚々実々の駆け引きとともに,アメリカ得意の砲艦外交が始まる・・・。1904年のモロッコ事件を背景に,007のイメージを払拭したショーン・コネリーがアラブの族長を骨太に演じた歴史スペクタクル。