あらすじ
ルーマニアのブカレスト生まれ。弁護士になるつもりだったが、高校生の時に演劇と文学の才能を認められ、俳優志望に変更する。１５年から舞台、映画で活動を初め、主役に抜擢された『犯罪王リコ』（３０年）で大スターとなる。１７０センチと小柄ながら、暗黒街のボスを貫禄たっぷりに演じたため、ギャングのイメージが終生つきまとった。『運命の饗宴』『深夜の告白』『キー・ラーゴ』等に出演。『他人の家』（４９年）ではカンヌ主演男優賞を受賞。長年の貢献が認められ、映画芸術アカデミーから名誉賞が贈られた。７８年死去。