2.《ネタバレ》 イジー・トルンカによる聖職者が欲望に負け身を破滅させる様を描いた作品。
オープニングのアートアニメーションによる「お盛ん」な始まり方してヤる気満々です。
トルンカのアニメーションは恐ろしく滑らかであり繊細だ。
人形の表情はほとんど変わらない。だが、光の変化や効果的な音楽によって人形はまるで生物のように画面を縦横無尽に動き、観客が受け取る表情は千差万別に変化していく。
しかしトルンカもスゲエよなあ。何せ聖職者を天使の格好にしてまとめて“堕落”させちまうんだから。ガブリエルもとんだとばっちりだ。
股間のモザイク(笑)
聖職者が天使のマネで審判を下していく。
そんな聖職者が豊満なナイスバ(ry
・・・麗しい鵞鳥夫人の虜となる。男は禁欲を捨て、情欲へと奔る。しかし夫人のおっぱいは卑怯だ。もっと驚いたのは見開いた眼は本当に鳥みたいな眼!でも眼を閉じるとやっぱりスゲエ美人。
夜這いのシーンは面白い。
猫が発情する中、羽付けた天使が梯子をイソイソと登るんだもの。
夫人もなんてスケスケのエロい寝巻きでお出迎え。受胎告知(物理)。
美しい音楽が余計に笑いを誘う。
だが、情欲に溺れた天使を“天”は見逃さない。
家政婦は見た。
やがて天使は翼も衣類も捥がれ地の底に墜落する。この辺はヤケにサスペンスフルだ。
“天使”を匿うじいさんが策士&赤ん坊LOVEで憎めない。つうか赤ん坊ww
夫人が“天使”の羽を見てうっとりする中、肝心の“天使”は・・・なんてラストがお気に入りです。