2.《ネタバレ》 これはいってぇ何なんだ?
映像面には力を入れているようで、パッと見はちゃんとした映画になっていて、素人臭さは特に感じず、序盤の5分くらいをみた段階では、期待を高めていた。しかし、謎めいた雰囲気を保ちすぎて、ちっとも話が進まず、絶望的な進行具合に退屈し通し。
板尾さんと言えばシュールな笑いを求めるタイプの芸人だと思うので、理解できないような事をやってくるかもしれない、という予測はあったけど、不可解さと退屈さが混じり合ってしまうとただの「一つも面白くない映画」になってしまう…。
そして、「こんな映画にマジになっちゃってどうすんの?」って言いたいかのような、突き放した無茶苦茶なラスト・・・。この映画をあれこれ解釈したくなるような気分には到底なれなかった。なんとか理解したくなる面白くて難解な映画と、どうでもよくなっちゃう映画ってあるよね。
板尾氏は、石原さとみの乳を合法的に揉みしだくためだけにこの映画を撮ったのではないか・・・?