ゾンビの中心で、愛をさけぶのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 ソ行
 > ゾンビの中心で、愛をさけぶの口コミ・評価
 > (レビュー・クチコミ)

ゾンビの中心で、愛をさけぶ

[ゾンビノチュウシンデアイヲサケブ]
Zoo
2018年デンマークスウェーデン上映時間:95分
平均点:7.50 / 10(Review 2人) (点数分布表示)
ドラマホラーラブストーリーコメディゾンビ映画
新規登録(2022-12-04)【タコ太(ぺいぺい)】さん
タイトル情報更新(2022-12-20)【タコ太(ぺいぺい)】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督アントニオ・トゥブレン
キャストゾーイ・タッパー(女優)カレン
エド・スペリーアス(男優)ジョン
アントニア・キャンベル=ヒューズ(女優)エミリー
ヤン・ベイヴート(男優)レオ
脚本アントニオ・トゥブレン
あらすじ
最近何かとすれ違うことが多くなりつつあるカレンとジョン。しかしある日、発症した人間は狂暴化して人間を食うという恐怖の感染症が、世界中に突如として蔓延し始める。二人の住む街も例外ではなく、ニュース映像やマンションの窓から見える光景に危険を感じた二人は、自宅に閉じこもり救助を待つことにする。しかし、外の状況は悪化し続け、救助隊どころか定例のラジオ放送も途切れてしまう。何とか生き抜こうとする二人。冷え切っていた夫婦関係も、窮地で協力することで持ち直していく。再び愛し合えた二人の運命は? 北欧発、異色のゾンビ系作品。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
(ネタバレを非表示にする)

【クチコミ・感想】

別のページへ
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行なし表示
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
2.《ネタバレ》  ゾンビがほとんど出てこないゾンビ映画。でもゾンビの存在をはっきり身近に感じることができます。
 ほとんど自宅内でのみの撮影なので、予算もほとんどかかってなさそうです。
 にも関わらず、世界の終末感がしっかり表現されています。
 子供を死産したことがきっかけで、離婚寸前の夫婦。そこに突然訪れるゾンビパニック。
 ゾンビ系でいつも思っていた『なぜわざわざ家から出るの?』とゆーことをこの夫婦はしません。ひたすら籠城を決め込みます。
 そりゃそうだ。自分が同じ立場だったら、この夫婦と同じ選択をします。そして事態が鎮静化するのを待ちます。
 自分と同じ考えだから共感できます。
 困るのが食料。離婚寸前だったからか、備蓄がほとんどないこの夫婦。きりつめても2日で食料は底をつく。シンプルですが、籠城を決め込んだ二人を強制的に家の外に出すのに十分な理由。
 しかし食料の調達は失敗。逃げ帰ってきて、しかも妻は噛まれてしまいます。
 妻のために自分の血を飲ませる夫。とても離婚寸前だったとは思えません。
 助けを求めてきた隣人夫婦ともひと悶着アリ。
 ほとんど家の中だけでの出来事なのに、なかなかドラマ性に富んでいます。
 そしてとにかく結末が気になる映画です。
 個人的には二人には生還してほしかったのですが・・・そこだけが残念。
 ・・・・それから、奥さんはもう少しきれいな人が良かったな・・・
 
たきたてさん [DVD(字幕)] 7点(2024-01-18 03:24:27)
1.《ネタバレ》 街に、いや世界中にゾンビが急増殖し(ちなみにこの作品の場合、正確にはゾンビではなくて感染して狂暴化した患者ですね)、街はおろか自宅からも全く出ることが出来なくなってしまうというソリッドシチュエーションゾンビドラマはこれが初めてと言う訳ではありませんが、孤立してからのエピソードには様々工夫があって変化を楽しめました。

倦怠期にある夫婦が、突然生命の危機に直面する中で互いのことを見つめ直し再び愛を確かめ合うという、ラブストーリーを核としたヒューマンドラマかと思いきや、真面目一方と思っていた奥さんが麻薬やら武器やらを横領して隠し持っていて、しかも躊躇うことなくそれを慣れた手つきで使用したり、押しかけて来た隣人夫婦を、常軌を逸した対応の果てに殺してしまっても動揺ひとつせず冷静に死体を処分したりと、前半はブラックコメディ系作品の匂いがプンプンと漂います。

ところが後半に向けて自然な流れの中でシリアスになって行き、前半では、いくら何でも人間そんな急には変わらないし、極限状態のなり始めだからっていきなりそれはないでしょ的だったことも、後半では、この状況ならこうなっちゃうよね、みたいに受け入れてしまいました。強盗を躊躇うことなく殺害するシーンなんかは拍手喝采。通常の作品ならば主人公は躊躇いますよね。でもって躊躇ってるうちに逆襲されちゃうとか。そんな回り道をしない決断力に清々しささえ感じます。

そして極めつけはラスト。倦怠期をクリアして愛を確かめ合った二人ですもの、そりゃあ同じ道を歩みますよ。現実だったら、自分だったら、それは無理!と思わないこともないけれど、やっぱりこのラストで納得です。

その結末に敬意を表しての8点献上です。

ちなみに、感染者が群がる雰囲気の原題より、ちょっとノリは軽くてもストレートにテーマに沿った邦題がしっくり来ます。
タコ太(ぺいぺい)さん [インターネット(字幕)] 8点(2022-12-05 21:10:55)(良:1票)
別のページへ
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 7.50点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
7150.00%
8150.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review1人
2 ストーリー評価 Review0人
3 鑑賞後の後味 Review0人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
chart

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS