<ネタバレ> 人間の心の暗部をえぐるような作品で、結構面白かったです。必 .. >(続きを読む)
<ネタバレ> 人間の心の暗部をえぐるような作品で、結構面白かったです。必要以上に音量を上げない静かな雰囲気が恐怖を強調していたと思います。内容については、見解が分かれてるようですが、結局は仕事や家庭の問題で弱っていたゴードンの心が、闇にとらわれ、自分では気づかぬうちに、まるで多重人格者であるかのように殺人に走ったってことではないでしょうか。最後のサイモンの言葉(心の弱ったとこに存在するとかいう)がそれを暗に示しているんじゃないでしょうか。あくまで444号の患者のことはそれを引き出す道具にすぎない気がします。こうした隠喩的な脚本結構好きです。