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少しベタな感があるのは否めないのだが、なかなか良い作品だと思う。一度見て、再び見直すとタイトルバックの夕日の美しさが哀しく、胸に染み入る。そして、何よりも一番印象に残っているのは、「子供はみな黄金なんだ」というセリフ。なるほど、確かにそうかも知れない。だが14,15歳くらいになると、どうしたって現実が見えてきてしまう。幼き日に抱いた夢もいつの間にか粉々になり、絶望感に苛まれたりする。それを乗り越えた所に、色褪せない、メッキでない本物の黄金があるのかもしれない。この映画を観て、ふっとそんなことを考えた。10代の内に観れてよかったが、本当はもう2,3年前に観たかった。