心の枯渇を潤してくれる、素晴らしい作品。清純を絵に描いたよう .. >(続きを読む)
心の枯渇を潤してくれる、素晴らしい作品。清純を絵に描いたようなチャン・ツィイーの一途さに、泣いた、泣いた、とにかく泣いた。なんとか自分の想いを伝えようとする姿は、健気で、いじらしく、そしてたまらなく可愛い。現在をモノクロ、過去をカラーという撮影に疑問を感じている人もいるみたいだけど、自分はそこにイーモウ監督のセンスを感じた。この撮り方が、“記憶の中でいつまでも輝き続ける初恋の思い出”を際立たせている。美しい映像と音楽にストーリーが丹念に織り込まれていた。