離婚が珍しくないアメリカ社会に根付く問題を、実に丁寧に浮き彫 .. >(続きを読む)
離婚が珍しくないアメリカ社会に根付く問題を、実に丁寧に浮き彫りにしている。感動と言うよりも切なさ、空しさを感じる作品で、だからこそより深く考えさせられる。ラッセル、ケイトも子供を思う気持ちは同じで、ラストには胸を締め付けらた。役者陣はそれぞれ良いものを見せており、特にジョーイ・ローレン・アダムズが良かったと思う。それから、タイトルの『クール・ドライ・プレイス』というのは、子供にとってラッセルといる場所が、涼しくて乾いていて安心の出来る場所という意味です。