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言葉で表現するのは難しいのだが、とても魅力的な作品に感じた。ノスタルジーに溢れていて、妙に切なくなる。世の中の汚い部分を徐々に知り、戸惑いながらも与えられた状況と向き合う少年カーチィ。崇拝していたビリーの華やかな生活も、実は見せ掛けに過ぎなかった。憧れが朽ちた現実に変わるときの寂しさが、少年を大人にさせる。そして、アメリカは移民である彼にとって、劣等感を感じる場所でもあった。だから、彼は嘘をついた。そう、アメリカが彼に嘘をつかせたのだ。そう考えると、原題の巧さが分かる。[良:1票]