基本的にツマランかった。舞台セットとか小物の完成度はスゴイけ .. >(続きを読む)
基本的にツマランかった。舞台セットとか小物の完成度はスゴイけどそれだけ…?キリスト教の土台がないと悪魔召還の儀式なんてどんなにお金かけてもウソ臭く見える。筋は読めてしまうし、分からないということは全く無い。監督は「悪魔に魅入られる人」を描きたかっただけだから扉が開いた後のことはどうでもいい、よってあのラスト。ってことだと思う。やっぱりこんなに「面白くなかった感」が残るのは、登場人物の誰にも、少しも感情移入できなかったことかな。オカルトだから仕方ないかもしれないけど、コルソはひどい。顔だけはカッコいいのに、行動は全て人任せ。一体何がしたいのか…。ただ、最後の九つの扉に入っていくという行動だけは自分で選んだ。つまりはそういうことなのかな。