予想以上に恐怖感が満ちた映画であまり怖いのが得意ではない僕は .. >(続きを読む)
予想以上に恐怖感が満ちた映画であまり怖いのが得意ではない僕は思わず目を伏せてしまうようなシーンも多かった。「凶暴性」のみになってしまう細菌が国中に伝染し感染者がゾンビのように非感染者に次々と襲い掛かる。と、もしハリウッドが作ればコテコテのホラーアクションにないそうな題材をさすがは英国の新進気鋭ダニー・ボイル、人間の本質を鋭く描き出した深みのある内容に仕上げていた。鬼気迫る若手俳優の演技、緊迫感のある映像感覚と申し分なかったが、もう少し脚本のディテールがしっかりしていればさらに濃密な映画になっていたと思う。