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<ネタバレ>原作にかなり近い感じでつくっています。原作のファンとしては、映画よりこちらの方に軍配をあげてしまいますね。残念なのは、「貧乏の質感」が映画の方がかなり良かったことでしょうか。ドラマなんで、制作費の問題で無理なんでしょうけど…。一番気になったのは、昼のドラマのようなBGMと効果音です。音無しでいいんだけど…っていう箇所が多すぎです。それから画面がものすごく明るい。貧乏なのに夜でも灯り入れてるみたいです。貧乏な割にみんないい体してるし、ひもじいはずなのに動きが機敏。着物も継ぎはあたってるけどぱりっとしたもん着てるんですよ。貧乏なのに清潔感ただよってます。体弱いはずのしづもかなりの健脚で、雫石から神奈川の馬入川まで歩いちゃうし。(ここはドラマならではの蛇足なシーンですね)そんな丈夫な人が、自分の体の弱さを理由に自殺するかな?ひ~、ツッコミ始めたらとまらない…。こんな書いて、本当にこの作品好きなのかよって感じですが、こんなツッコミどころ満載でも素晴らしいドラマだということを皆さんに知っていただきたいのです。物語に入りこんで、主人公やその家族、友人、新撰組の隊士たちに思いっきり感情移入して観て欲しいです。ほら、涙がとまらない…。