(↓)“☆”さんの意見に共通するところもありますが、基本的に .. >(続きを読む)
(↓)“☆”さんの意見に共通するところもありますが、基本的に“非暴力のキング牧師に暴力を正当化したマルコムX”と取られがちな評価に対し、スパイク・リーは真実を語りたかったようにも思えます。そう言う点で、この作品は間違いなく成功した一作となったのでしょう。この作品、これだけの大作で且つ同年にこれと言った当り作が無かったにも拘らず、アカデミー賞では作品賞にノミネートされなかった(勿論、デンゼル様は主演男優賞にノミネートされましたが)事実を見ても、触らぬ神って奴でしょうか?少なくとも前年の「JFK」同様、賛否をもたらすこと自体に狙いがある以上、その目的を達成したことは言うまでもありません。個人的には政治的背景を映画に持ち込む気は無いので、純粋な映画の感想として点数を付けておきました。