思えば、この映画がコケたために、以後のティム・バートンは「当 .. >(続きを読む)
思えば、この映画がコケたために、以後のティム・バートンは「当たる映画」ばかりを撮らざるを得なくなったんだよなあ。『スリーピー・ホロウ』も『猿の惑星』も、一見バートンらしいけど、まるで彼のニセモノが撮ったみたいな代物だったし…。とにかく、あのエゲツない火星人の悪ノリぶりと、悪趣味ぶりこそ「マイナーな天才児」の真骨頂。ただし、巨額の予算を与えてここまで彼にしたい放題させちまったプロデューサーは、やっぱりバカ(笑)だね。実は小生もこの映画、大好き(特に、あの脳みそパチュンの火星人が死ぬシーンの気色良さ!)だったりする一方で、やはりバートンにはせめて『バットマン・リターンズ』くらいのテイストでまとめてほしかった。