監督は、題名から想像される弱者への同情の余地など全く与えず、 .. >(続きを読む)
監督は、題名から想像される弱者への同情の余地など全く与えず、そして観てる側の予想以上に、この作品を冷静に撮ってるなと思います。4人の主人公全員に立ち直る可能性を与えないまま終わっている事からも、それが感じられました。私のように「常に上を向いているっていうタイプではない人間」にとっては、嫌~なトコを抉られてるような気分でもあり、その意味でツボにハマってもいました。ー1点は、編集でいじる部分があまりにも多い点が、少しルーズ過ぎると感じたからです。最後に、母親役の女優の演技が本当に素晴らしかったです!