「ドランク・モンキー/酔拳」(1978) を劇場で観て以来の .. >(続きを読む)
「ドランク・モンキー/酔拳」(1978) を劇場で観て以来の(本当は同時上映の「トラック野郎」をメインで観に行ったんですけど)ジャッキーファンのわたしとしては、どうもここ数年のハリウッド系ジャッキー作品に物足りなさを感じていたわけで、そんなわたしとしては、今回の香港映画完全復帰という話だけでもう嬉しい以外の何ものでもなく「うぅ・・・オロローーン」なんです。しかも本作は、単に”昔のジャッキー作品が帰ってきた”のではなく、凡作続きのハリウッドの中で学んだであろう事をプラスした”新しいジャッキー作品”として戻ってきたのだ。しかもジャッキーのこの作品に賭ける意気込みがハンパでは無い事がこの『香港国際警察 NEW POLICE STORY』というタイトルからして伝わってくる。何しろジャッキー作品傑作の1本「ポリスストーリー」の名をひっさげて来たからにはファンは弥が上にも期待する事はジャッキー本人だってわかっているだろうに・・・。しかし、観終えた今となってはそんな心配はすべてどっかにぶっ飛ぶことだろう。アメリカ進出作「レッド・ブロンクス」(1995) 以降の作品では間違いなくコノ作品が最高傑作と言ってしまおう。最近ジャッキー作品を観ていないという方はこの作品から戻ってみてはいかがでしょうか。