大統領が事態を世間に公表するまでの展開は実に素晴らしい。話に .. >(続きを読む)
大統領が事態を世間に公表するまでの展開は実に素晴らしい。話に引き込まれるようで出だしとしては完璧に近い出来だと思っている。しかし、それからがどうも・・・。ティア・レオーニの女性キャスターの話とロバート・デュヴァルたちの彗星爆破プロジェクトの話、そしてイライジャ・ウッドが絡む地下非難計画の話と、ちょっといろいろ詰め込みすぎて話が散漫。しかも、時間が足りないせいか、どれも話が薄くて粗いもんだから感動も何もない。121分という時間で収めるのであれば、あんまり欲張らないで、どれか一つの話を完璧に描いてほしかったと思っています。もしくはお涙頂戴なんか考えないで、もっとドキュメンタリータッチにしてくれた方が良かったかも。その点では、コノ作品と良く比較されるバカ映画「アルマゲドン」の方が話はトンデモナイが、一つの作品としての完成度は高いのでは?と、思っても見たりする。