チェ・ゲバラの事は詳しくないんで、この作品に登場する人名・地 .. >(続きを読む)
チェ・ゲバラの事は詳しくないんで、この作品に登場する人名・地名もちんぷんかんぷんだったんですけど(知ってたのはゲバラとカストロと、「エビータ」のペロンくらい)、なかなか衝撃でした。ゲバラってゲリラ戦の天才だったというだけでなく、政治家としての手腕も持っていて、望めばどんな地位も手に入ったにもかかわらず、自らそれを良しとせずに、革命ゲリラ闘争の中で命を落としたのだそうな。まるで新政府構想中、自らは新政府に名を連ねず「世界の海援隊でもやりますかな」と言ったという坂本龍馬を思い起こさせますね。「ゲバラ入門」としてはあまり親切な作品ではないけれど、やはり見応えのある作品です。