何とも不思議な作品。一見、ひと昔前のよくある人情喜劇かと思い .. >(続きを読む)
何とも不思議な作品。一見、ひと昔前のよくある人情喜劇かと思いきや、何だかシュール(サイケデリック?)な感じもあるし、アメリカン・ニューシネマっぽいところもあるし・・・。飄々とした笠智衆、軽薄だけど純情な堺正章、演技は下手なんだろうけどそれが却ってイノセンスな雰囲気を醸し出してる栗田ひろみのアンサンブルがなかなかの見ものでした。ところでこの映画、研ナオコが整形手術に失敗した女性役(!)で出演してるんだけど、一瞬彼女を「けっこう、かわいいかも」と思ってしまった私も「どっかヘン」なのでしょうか?