<ネタバレ>中華風の建築セットなり衣装なりは、さすがハリウッド映画なだけ .. >(続きを読む)
<ネタバレ>中華風の建築セットなり衣装なりは、さすがハリウッド映画なだけあって目にも楽しい絢爛を感じるのですが、残念ながらアクションシーンはカンフー映画のオマージュというか焼き増しそのまんまという感じで実に陳腐。監督さんが、そういうカンフー映画が好きで愛情が伝わってはくるのですが、もう少し映像的な創造性を見せてほしかったです。ラッセル・クロウもよくまぁこんな映画に出たなと少々驚きなのですが、その演技に特段の不満はありません。神秘の力で鉄を動かし、肉体と一つになるってなんじゃそりゃ、てな感じですけど。タランティーノが絡んでるそうですが、タランティーノっぽさを感じたのはやはり血しぶきでしょうかね。まるで噴水のように飛び出す漫画的な血しぶきの数々は、彼の作品でもよく見かけました。