<ネタバレ>ビデオ屋でなにげなく手にとって、西部劇風の
古い邦画という .. >(続きを読む)
<ネタバレ>ビデオ屋でなにげなく手にとって、西部劇風の
古い邦画というインパクトにひかれ借りて観てみました。
小林旭、浅丘ルリ子、宍戸錠がめちゃくちゃ若い!
いつ作られた映画なん?と思って調べると
1960年と書いてある。なるほど、そりゃ若いわけだ。
カウボーイ役を小林旭、アイヌ民族をインディアンに
見立ててやってるわけですが、なにより北海道の大自然には
目を見張りましたね。
この時代の北海道はほんと手つかずって感じですね~。
風景が日本じゃないみたい。
内容的にもまさに西部劇そのもので、
ピストルでドンパチやっちゃうとか、
アイヌの人たちのなんともいえない風貌とか、
全体的に非現実的な日本なんですけど、それもまた面白い。
小林旭も、なにか争いがあるとタイミングよくそこに
出くわしたり現れたりする、まさにアンパンマン的な
都合の良さ。でもそれもまた面白い。
あるいはまた、格闘シーンとか銃撃シーンがどれも
笑っちゃうほどいい加減なんですよね。
パンチが全然顔に当たってないやん!
敵が自分から吹っ飛んでいってるやん!
銃の弾が命中してる気配が全然ないやん!
みたいに、見ていて失笑してしまうのですが、
そのやる気のなさもなぜか面白さに変換して
見ることが出来る。
これも古い映画のなせる技なのでしょうか。
シリーズだそうなので、他の作品も見てみることにします。