<ネタバレ>いや〜とても完成度の高い作品に仕上がってましたね。
70に .. >(続きを読む)
<ネタバレ>いや〜とても完成度の高い作品に仕上がってましたね。
70になってもこれだけエネルギッシュな作品を作り上げるジョージ・ミラー監督に脱帽です。
前半は逃走劇、後半は闘争劇という感じでほぼ全編にわたってスタイリッシュなアクションを繰り広げるのですが、
もうね、映像に抜かりが一切ないんですよ。よく作ったなぁと感心。
なんかアクションシーンがどれも早送りみたいな感じになってるので、最初は「あれ?リモコンの倍速ボタ押しちゃったのかな、、」て勘違いしたぐらい(笑)。
それが作品全体のハイテンションさを生み出しているのでしょうね。この手法は一つの映画的発明かもしれません。
主人公のトム・ハーディも良かったけど。やっぱりシャーリーズ・セロンですよ、ええ。本当に素晴らしい女優さん。
彼女はやっぱり眼が印象的なのよね。だから丸坊主でもすぐに「あ、あの女優さんだ」ってわかった。
色々と褒め上げるときりがないけど、やはり敵側のキャラクターが実に面白い。
イモータン・ジョーとその取り巻きたちの濃い面々とか、ハリネズミとか、ギタリストとか、棒飛び隊とか。
シルク・ドゥ・ソレイユとかのマッドバージョンみたいな、なんかのショーを見てるみたいですよね。
変にべたついた愛に行かず、あっさりと終わらすラストがまた格好良い。