R・レッドフォードとB・ストライサンドとの顔合わせに、当初意 .. >(続きを読む)
R・レッドフォードとB・ストライサンドとの顔合わせに、当初意外性を感じたものだったが、愛しながらも別れなければならなかった男と女のそれぞれの生き方を、二人の好演で作品がより味わい深いものとなり、今、想い返してみるとこれ以上ない共演だったように思う。真っ白な軍服姿で、バーのカウンターに寄りかかって居眠りしているレッドフォードのハンサムぶりと共に、ラスト近く、束の間の再会シーンでの、アジビラを配っているストライサンドの切ない表情が忘れられない作品だ。映画音楽史を飾るテーマ曲の果たした役割も限りなく大きい。