いわゆるRPGをそのまま映画化した作品で、"売り” .. >(続きを読む)
いわゆるRPGをそのまま映画化した作品で、"売り”のドラゴンが登場するシーンは冒頭とクライマックスに集約されている。しかしそのバトル映像たるや、TVゲーム的映像の域を一歩も出ていなくてまったく迫力がない。しかも、なぜか唐突に"彼ら”が大空を駆け回って空中戦を展開しているかに至っては、漠然として観ていると状況がよく飲み込めない。まぁ、ストーリーはなんの工夫の跡もみられないほど単純なものだし、主人公たちが繰りひろげる冒険にはなにやらアナログっぽさすら漂うという、少なくとも"今どき”の映画とはとても思えない作品となっている。