オカルティック・サスペンスに刑事モノ的な味付けを施した作品で .. >(続きを読む)
オカルティック・サスペンスに刑事モノ的な味付けを施した作品で、悪魔や大量の鼠が登場するといったショック・シーンも用意されてはいるが、幻覚という意味合いもあってSFXはこれ見よがし的でなく、むしろ控えめなのが効果的だし、また好感がもてる。ただしストーリーとしては取り立てて新味はなく、ぎりぎり及第点といったところか。K・ベイシンガーの恐怖にひきつった表情がなかなか素敵で、まずは彼女のその美しさに救われたような作品だ。