宇宙冒険SFの古典中の古典。人間の邪心や憎悪といったものが、 .. >(続きを読む)
宇宙冒険SFの古典中の古典。人間の邪心や憎悪といったものが、そのまま怪物の姿となって襲いかかるといったアイデアが秀逸で、具体的な姿を見せない為、地面に足跡のくぼみが付いたり、階段の手すりが歪んだりといった描写や、探検隊との一大バトルを見せる本編との高度なアニメーション技術の合成も見事な効果を挙げている。また、劇中登場するロボット・ロビーの古典的デザインも素晴らしく、ロボットの一つのスタイルを確立して、玩具としても大人気を博した。今日のSF映画に影響を与えたという意味でも、当時としては画期的な作品だったと言える。